副鼻腔炎は、副鼻腔の粘膜に炎症が起こることで発症する病気です。
漢方薬では主に、水分代謝を整えたり炎症を抑えたりするような処方が、副鼻腔炎の治療に用いられています。代表的な漢方薬としては、以下のようなものがあります。
・辛夷清肺湯(しんいせいはいとう):熱感や鼻の乾燥を伴う鼻づまりに効果
・葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい):冷えや鼻づまりによる頭痛に効果
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう):冷えやサラサラした鼻水に効果
・荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう):鼻粘膜の強い炎症に効果
この記事では、副鼻腔炎に効果の期待できる漢方薬やその選び方について、薬剤師が詳しく解説します。なかなか改善しない副鼻腔炎に悩んでいる方はYOJOの薬剤師にも相談できます。
副鼻腔炎(蓄膿症)と漢方の処方とは
鼻・副鼻腔疾患は一般に西洋薬を中心として治療を行いますが、漢方医学を利用することで、西洋薬を単独で用いる場合よりも治療効果を高められる場合もあります。[1]
ここでは、副鼻腔炎(蓄膿症)と漢方の処方について解説していきます。
副鼻腔炎と蓄膿症とは
副鼻腔とは、鼻の周囲にある左右にそれぞれ4対ずつある空洞(前頭洞・蝶形骨洞・し骨洞・上顎洞)のことを指します。副鼻腔は、自然口と呼ばれる通り道で鼻の内部(鼻腔)とつながっており、副鼻腔から出る鼻水などの分泌物は鼻腔を通って、体外へと排出されます。[2]
副鼻腔炎は、副鼻腔の粘膜に炎症が起こることで発症する病気です。
炎症により、粘膜が腫れたり膿をもったドロッとした鼻水が出てきたりするために自然口がふさがってしまいます。すると、副鼻腔から不要な分泌物を排せつできなくなり、鼻水や膿がさらにたまって炎症が悪化することで、副鼻腔炎が発症します。
一般に発症から4週間以内の場合は「急性副鼻腔炎」、症状が3か月以上続く場合は「慢性副鼻腔炎」と診断されます。
また、副鼻腔炎は同じ意味の俗名で「蓄膿症」とも呼ばれます。慢性の副鼻腔炎を指すことが多いですが、単に副鼻腔炎の意味で使用されることもあります。
副鼻腔炎が起こる原因とは
副鼻腔炎(蓄膿症)は大きく2種類の原因があるとされています。
細菌やウイルスへの感染
副鼻腔炎の主な原因に細菌やウイルスへの感染があります。
急性鼻副鼻腔炎診療ガイドラインによると、急性副鼻腔炎の主な起炎菌の例として肺炎球菌やインフルエンザ菌が報告されています。[3]
アレルギー
花粉やハウスダストなどへのアレルギー反応から副鼻腔炎が発症することもあります。また、好酸球性副鼻腔炎と呼ばれる、アレルギーに関わる細胞(好酸球)が活性化することで副鼻腔炎の再発をくり返す難治性の慢性副鼻腔炎もあります。
そのほかにも鼻の形態異常や遺伝、生活習慣・環境など、多くの要因が絡み合うことで副鼻腔炎は慢性化しやすくなります。
副鼻腔炎の症状とは
副鼻腔炎の主な症状としては以下のようなものがあげられます。[4]
・鼻づまり
・ドロっとした匂いのする鼻水
・頬や鼻周囲、額の痛み
・顔やまぶたの腫れ、発熱
炎症が慢性化すると
・鼻づまりの悪化
・粘性の鼻水
・のどに鼻水がまわる(後鼻漏)
・咳や痰が出る
・頭痛、頭重感
・匂いがしない
といった症状も見られるようになります。
このような症状が長引く場合は耳鼻咽喉科を受診し、早期に治療を行うことがとても大切です。
また、慢性副鼻腔炎と似たような症状として、アレルギー性鼻炎や花粉症、風邪(急性鼻炎)での鼻症状があげられます。[5]
慢性副鼻腔炎とアレルギー性鼻炎、花粉症、風邪(急性鼻炎)の違い
慢性副鼻腔炎 | アレルギー性鼻炎 | 花粉症 | 風邪(急性鼻炎) | |
発症期 | 年中 | 年中、不定 | 毎年花粉飛散期 | 不定、1~2週間 |
くしゃみ | 無 | 通年性 | 花粉飛散期中 | 1~2週間 |
鼻水 | 粘性 | 水性 | 水性 | 初期水性、後粘膿性 |
鼻づまり | 持続性 | 持続性 | 花粉飛散期中 | 1~2週間 |
眼症状 | 無 | 合併 | 合併 | 時に |
咽頭症状 | 時に異常感 | 痒み | 痒み | 強い痛み |
咳・痰 | 無 | 無 | 無 | しばしば |
発熱 | 無 | 無 | 熱感 | しばしば、筋肉痛も伴う |
ただし、症状だけでは判断がつきにくい場合も多くあり、副鼻腔炎は鼻内視鏡やレントゲン、CT検査をしないと詳しい診断ができないため[4]、自己判断は避けて早めの受診を心がけましょう。
副鼻腔炎(蓄膿症)の治療と漢方薬の強み
一般に、副鼻腔炎の薬物治療は、抗生物質やステロイド(内服・点鼻)、抗アレルギー薬などを用います。また、副鼻腔の洗浄や、鼻の穴に差し込んだノズルから霧状に薬剤(抗生物質・ステロイド)を噴霧するネブライザー療法などが行われることも多いです。炎症が慢性化して鼻茸(鼻ポリープ)ができている場合は手術が必要となることもあります。
一方で、副鼻腔炎の漢方治療では、症状の緩和だけではなく患者さんの体質にも目を向けて改善を促します。
漢方医学では、「肺は鼻に開竅(かいきょう)する」という言葉があり、鼻の異常は五臓の肺と関係があると考えられています。肺の気が弱まると邪気(じゃき)が肺に侵入しやすくなり、鼻づまりや鼻水などの症状が起こります。
鼻に関する邪気には、「寒邪」「熱邪」などがあります。
寒邪(かんじゃ)
「寒邪」が侵入すると、からだが冷えて余分な「水」が鼻水としてあふれ出します。透明な水性の鼻水や寒気が特徴です。
熱邪(ねつじゃ)
「熱邪」が侵入すると、からだの中に熱がこもって鼻づまりを引き起こします。鼻をかむと黄色く粘り気のある鼻水が出るのが特徴です。
また、五臓の脾や肺が弱まることで「水」の代謝が滞り、鼻の症状は長引きやすくなるとされています。
ご自身の体質や症状に合った漢方薬について悩まれている方は、YOJOの薬剤師にも相談できます。
副鼻腔炎(蓄膿症)に効果のある漢方薬とは
では、副鼻腔炎の治療に使用される漢方薬には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは4種類の漢方薬についてご紹介します。
【熱感や鼻の乾燥を伴う鼻づまりに】辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
辛夷清肺湯は、こもった熱を発散させる作用や呼吸器を潤す作用をもつ漢方薬です。炎症による熱感があり、膿粘性の鼻水や鼻づまり、頭痛を伴うような慢性期の副鼻腔炎に多く用いられます。
熱を冷ます作用のある「石膏(せっこう)・知母(ちも)・黄芩(おうごん)・山梔子(さんしし)」などの生薬のほか、粘膜を潤して鼻水や痰の排せつを促す「麦門冬(ばくもんどう)・百合(びゃくごう)」、鼻の通りを良くする「辛夷(しんい)」といった9種類の生薬が配合されています。
また辛夷清肺湯は、慢性副鼻腔炎において鼻粘膜の粘液線毛輸送機能の改善作用を改善する働きをもつことも報告されています。[6]
配合生薬
辛夷、枇杷葉、升麻、知母、麦門冬、百合、石膏、黄芩、山梔子
服用がおすすめの人
体力中等度以上で、熱感を伴うようなドロッとした黄色い鼻水が出る人や鼻づまりがつらい人におすすめの漢方薬です。副鼻腔炎のほか、慢性鼻炎、鼻づまりにも使用されます。
服用上の注意
長期服用に注意しましょう
「山梔子」が含まれており、長期服用(多くは5年以上)で大腸粘膜に異常が生じる例が報告されています。
【冷えや鼻づまりによる頭痛がある方に】葛根湯加川芎辛夷 (かっこんとうかせんきゅうしんい)
漢方ではからだが冷えて余分な「水」がたまると、その余った「水」が鼻におよんで血行が滞り、鼻の通りが悪くなると考えます。
また、慢性期の副鼻腔炎で最も治療に難渋する症状は、鼻づまりと後鼻漏であり、特に鼻づまりが強い場合には頭痛や睡眠障害も生じます。
葛根湯加川芎辛夷は、冷えによってたまった「水」の発散を促して鼻通りを良くする効果が期待できる漢方薬です。からだを温める「葛根湯」の処方を基本に、鼻づまりに有効な「辛夷(しんい)」や頭痛を抑える効果をもつ「川芎(せんきゅう)」が配合されています。[7]
配合生薬
葛根、麻黄、桂皮、芍薬、甘草、大棗、生姜、辛夷、川芎
服用がおすすめな人
体力が中等度以上の人におすすめの漢方薬です。副鼻腔炎のほか慢性鼻炎や鼻づまりに対しても使用されます。
服用に注意が必要な人
不眠、発汗、動悸、精神興奮などの副作用が起こる可能性があります
配合生薬の「麻黄」には交感神経作用をもつエフェドリン類が含まれるために心臓や血管に負担をかける可能性があります。高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害のある人は服用前に医師・薬剤師に相談しましょう。また、一部の咳止めや甲状腺の機能を補う薬などには麻黄と似た作用をもつお薬があるため、併用する場合には注意しましょう。
複数の漢方薬を服用する場合は注意ましょう
配合生薬の「甘草」が重複し、偽アルドステロン症などの副作用が起こりやすくなる可能性があります。
重大な副作用として、肝機能障害に注意しましょう
肝機能障害の症状(たとえば発熱、全身倦怠感、嘔気嘔吐、黄疸など)があらわれた場合は、服用を中止しすみやかに受診するようにしましょう。
【冷えやサラサラした鼻水が出る方に】小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
漢方では、「水」の巡りが滞ることで余分な水分が気道にたまり、寒気にさらされて鼻からあふれ出たものが鼻水とされます。
小青竜湯は、からだを温めながら「水」のバランスを整えて症状を鎮める作用がある漢方薬です。また殺菌作用をもつ「乾姜(かんきょう)」や抗菌作用をもつ「五味子(ごみし)」、抗炎症作用をもつ「甘草(かんぞう)」など8種類の生薬から構成されています。
そのため、特に鼻水、鼻づまり、後鼻漏といった慢性の副鼻腔炎に効果が期待できます。[8]
配合生薬
麻黄、桂枝、細辛、半夏、五味子、芍薬 、乾姜、甘草
服用がおすすめの人
体力は中等度からやや虚弱体質で、水様の痰を伴う咳や鼻水の症状がある人におすすめの漢方薬です。感冒や花粉症、気管支炎、アレルギー性鼻炎の治療にも用いられます。
服用上の注意
複数の漢方薬を服用する場合は注意ましょう
配合生薬の「甘草」が重複し、偽アルドステロン症などの副作用が起こりやすくなる可能性があります。
心臓や血管系に病気や既往歴のある方は注意しましょう
「麻黄」の交感神経刺激作用で、副作用として不眠や発汗過多、全身脱力感、動機・頻脈、精神興奮などを引き起こす可能性があります。とくに麻黄含有製剤を複数服用する場合は注意しましょう。また、一部の咳止めや甲状腺の機能を補う薬などには麻黄と似た作用をもつお薬があるため、併用する場合には注意しましょう。
重大な副作用として、間質性肺炎や肝機能障害に注意しましょう
間質性肺炎の症状(たとえば発熱、咳、呼吸困難など)や、肝機能障害の症状(たとえば発熱、全身倦怠感、嘔気嘔吐、黄疸など)があらわれた場合は、服用を中止しすみやかに受診するようにしましょう。
小青竜湯の他の薬との飲み合わせについても知りたい方はこちら▼の記事もお読みください。
【鼻粘膜の炎症が強い方に】荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
からだに余分な「水」がたまると、「気」や「血」の流れにまで影響をおよぼします。するとたまった「気」が熱となり、顔に余分な熱がこもって水分を奪うために粘っこい鼻水が出ます。
荊芥連翹湯には余分な熱を冷ます作用があり、粘膜の炎症を抑えて鼻の通りを良くします。熱を冷ます作用の強い「黄連解毒湯」と、血液を補い血の巡りを良くする「四物湯」を主軸に作られた漢方薬です。
配合生薬
黄芩、黄柏、黄連、桔梗、枳実、荊芥、柴胡、山梔子、地黄、芍薬、川芎、当帰、薄荷、白芷、防風、連翹、甘草
服用がおすすめな人
体力は中等度以上で皮膚の色は浅黒く、手足の裏に脂汗をかきやすい人におすすめの漢方薬です。炎症を起こしやすく慢性化しやすい人に向きます。副鼻腔炎のほか慢性鼻炎、ニキビの治療にも使用されます。
服用上の注意
複数の漢方を服用する場合は注意しましょう
「甘草」が含まれており、複数の漢方を服用している場合は重複して副作用が起こりやすくなります。
間質性肺炎や肝機能障害の副作用に注意しましょう
間質性肺炎の症状(たとえば発熱、咳、呼吸困難など)や、肝機能障害の症状(たとえば発熱、全身倦怠感、嘔気嘔吐、黄疸など)があらわれた場合は、服用を中止しすみやかに受診するようにしましょう。
長期服用に注意しましょう
「山梔子」が含まれており、長期服用(多くは5年以上)で大腸粘膜に異常が生じる例が報告されています。
市販でも購入できる副鼻腔炎におすすめの漢方薬とは
ここでは、まずは手軽に漢方薬を試してみたいという方向けに、薬局やドラッグストアなどで購入できる漢方薬をご紹介します。
チクナインa®
年中鼻がつまってつらい方に
辛夷清肺湯エキスを有効成分とした商品です。顆粒剤が苦手な人には同じシリーズで錠剤タイプもあります。
分類 | 第2類医薬品 |
---|---|
適応する人 | 体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴う人 |
形状 | 顆粒剤 |
用法・用量 | 朝夕、食前または食間に水またはお湯で服用してください。 成人(15歳以上):1回1包 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満:1回1/3包 |
服用対象年齢 | 2歳以上(2歳未満は服用しないこと) |
効能効果 | 鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎) |
内容量 | 14包/28包 |
ツムラ漢方2葛根湯加川芎辛夷エキス顆粒
鼻づまりや慢性鼻炎の方に
葛根湯加川芎辛夷エキスを有効成分とした商品です。
分類 | 第2類医薬品 |
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適応する人 | 比較的体力がある人 |
形状 | 錠剤 |
用法・用量 | 次の量を、1日2回食前に水またはお湯で服用してください。 成人(15歳以上):1回1包 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満 1/3包 |
服用対象年齢 | 2歳以上(2歳未満は服用しないこと) |
効能効果 | 鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎 |
内容量 | 20包/48包 |
ツムラ漢方19小青竜湯エキス顆粒
サラサラとした鼻水が止まらない方の鼻炎に
小青竜湯エキスを有効成分とした商品です。
分類 | 第2類医薬品 |
---|---|
適応する人 | 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出る傾向のある人 |
形状 | 顆粒剤 |
用法・用量 | 1日2回食前に水またはお湯にて服用してください。 成人(15歳以上):1回1包 7歳以上15歳未満:1回2/3包 4歳以上7歳未満:1回1/2包 2歳以上4歳未満:1回1/3包 |
服用対象年齢 | 2歳以上(2歳未満は服用しないこと) |
効能効果 | 気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症 |
内容量 | 20包/48包 |
荊芥連翹湯エキス錠Fクラシエ
鼻と皮膚が化膿しやすい方に
荊芥連翹湯エキスを有効成分とした商品です。
分類 | 第2類医薬品 |
---|---|
適応する人 | 体力中等度以上で、皮膚の色が浅黒く、ときに手足の裏に脂汗をかきやすく腹壁が緊張している人 |
形状 | 錠剤 |
用法・用量 | 1日3回食前または食間に水または白湯にて服用。 成人(15歳以上):1回4錠 7歳以上15歳未満:1回3錠 5歳以上7歳未満:1回2錠 |
服用対象年齢 | 5歳以上(5歳未満は服用しないこと) |
効能効果 | 蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび |
内容量 | 180錠 |
副鼻腔炎への漢方以外の養生法とは
副鼻腔炎は、からだの免疫力が低下していると慢性化しやすくなります。
偏った食生活や不規則な生活習慣、過度のストレスや疲労は、からだの免疫力を下げる大きな原因となるため改善が必要です。
また、感染症や花粉が気になる季節は、雑菌や花粉の侵入を防ぐためにもマスクをつけるようにしましょう。
からだの冷えが気になる方は、湯船にゆっくり浸かったり、ネキや生姜、ニンニクなどのからだを温めて発散性のある食品がおすすめです。
また、からだに余分な熱がたまっている方は、セロリや豆苗、ひじきなどの不要な熱を取る食品や、熱を発散させる効果が期待できるミントティーやカモミールティーもおすすめです。
YOJOでは副鼻腔炎の症状に効果的な漢方薬の相談だけでなく、生活習慣上のアドバイスも受けることができます。なかなか改善しない症状に悩まれている方は、一度YOJOの薬剤師に相談してみるのもよいでしょう。
【参考文献】
[1] 金子達(2008)鼻・副鼻腔疾患の漢方治療,日鼻誌47(1)88-90
[2]サノフィ株式会社アレルギーi 副鼻腔炎とは?
[3] 急性鼻副鼻腔炎 診療ガイドライン, 日本内科学会雑誌第105巻第12号
[4]一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
[5]奥田稔(1999)鼻アレルギー 基礎と臨床
[6]間島雄一ら(1992) 慢性副鼻腔炎に対する辛夷清肺湯の効果,耳鼻咽喉科臨床, 85 (8)1333-1340
[7] 宇野芳史(2021) 遷延する鼻副鼻腔炎症状に対して 葛根湯加川芎辛夷が有効性を示した3症例, phil漢方 No.85
[8] 前山忠嗣ら(1993) 慢性副鼻腔炎に対する小青竜湯の臨床効果, 耳鼻と臨床会,39(4)581-588