こんにちは、YOJO編集部です。
漢方薬服用してみてだんだん効果が出てきた気がする!漢方薬ってどれくらいまで飲み続ければいいの?
今回はそのような疑問をピックアップしていこうと思います。
漢方薬ってどれくらいで効果がでるの?
結論から言うと、「漢方の効果発現は人によってそれぞれ」です。
なんだよそれ!!と思った方、ちょっと待って!これには理由があるんです。
「漢方薬は効果が出るまで時間がかかる」といったイメージを持っている方は多いと思いますが、決してそんなことはありません。
例えば軽い風邪をひいたときに「麻黄湯」や「葛根湯」を服用する方も多いと思います。この場合、症状を早く改善することが求められますね。
このように、急性病といわれるような症状は早く改善されます。
一方、長く患っている症状や、症状が出てから時間が経ち悪化しているような場合は、改善に時間がかかることが多いです。
肩こりや、ストレスなどからくる女性疾患などはこれにあたります。また、たとえ風邪でも、時間が経っている場合は軽い風邪に用いられる「葛根湯」などは効かず、その状態にあった漢方薬、例えば「真武湯」などを服用しながら時間をかけて治していくことが多いです。
時々、風邪の時に漢方薬飲んだけど効かなかった・・。と言われる方もいますよね。これは、証と薬が合っていないケースだと考えられます。
効果をより出やすくするための方法
漢方薬は、食間または食前に服用しましょう。
生薬を配合しているので、胃にものが入っていない状態でより吸収しやすい時がおすすめです。
また、「白湯」に溶かしてから服用するのもおすすめです。もともと、煎じ薬は一時間ほど煮出した温かい薬です。それに近い状態でエキス剤を服用してみましょう。
溶かさなくても、まず「白湯」で服用することがおすすめです!
そして特に、飲み始め一か月目はとても重要です!なるべく欠かさずに服用していきましょう。
どれくらいの期間飲めばいいの?
効果が出てきた!と思ってもその状態が持続しないとせっかくの改善がもったいないですよね。
まずは効果が出てきたと思ったら、続けることが大事です。
続けていくことで体にその状態をなじませます。慢性病の場合は、一時的に良くなったと思って服用をやめてしまうと、薬の力がすぐに切れてしまって元に戻ってしまうことも多いです。その場合、また一からやり直し・・。せっかくなら改善してきた状態をぜひ維持させましょう!
薬の力を持続させて自然治癒力を上げていくためにも、決まった量、決まった回数で服用し続けることが大切です。
マッサージや筋トレを継続するような感覚で、体のメンテナンスのグッズとして漢方薬を上手に継続して使っていきましょう。
また、他に気になる症状がある場合はYOJOの薬剤師にご相談ください。あなたに合う漢方薬は一つではありません。
あなたの状態を見て漢方薬を選ぶので、その時その時にあった漢方薬をご提案することが出来ます。状態によっては、今飲んでいる漢方薬にプラスしてもう一剤飲んでみるとより良い効果が表れる場合もあるかもしれません。
ぜひ私たちと一緒に健康的な生活を維持していきましょう!