「漢方薬と今飲んでいる薬って一緒に飲んで良い?」「ハーブとの飲み合わせは?」などと漢方薬との飲み合わせについて疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
漢方薬とは天然の生薬を複数組み合わせた医薬品です。安全性は高いとされていますが、飲み合わせによっては思わぬ副作用を招いてしまうこともあります。
この記事では、
・複数の漢方薬の飲み合わせ
・漢方薬と西洋薬との飲み合わせ
・漢方薬と健康食品やサプリメントとの飲み合わせ
・飲み合わせによる事故を防ぐには
について、詳しく解説いたします。
Contents
複数の漢方の飲み合わせの注意点
漢方薬は生薬の組み合わせで構成されています。そのため、複数の漢方薬を併用する際にはそれぞれの漢方薬の構成生薬にも目を向ける必要があります。
生薬の重複に注意する
漢方薬を複数併用する場合は、それぞれの構成生薬を確認して生薬の重複に気を付けましょう。自己判断する場合でも、基本的には同じ生薬が重複しないようにすることが重要です。特に、重複して過剰になると副作用が出やすい生薬が存在するため、注意が必要です。
以下では特に注意が必要な生薬をご紹介します。
麻黄(まおう)
麻黄にはエフェドリンが含まれており、中枢神経刺激作用や交感神経興奮作用があります。そのため、大量に服用すると不眠、神経過敏、動悸、疲労感や興奮などの症状が現れることがあります。
甘草(かんぞう)
甘草にはグリチルリチン酸が含まれているため、大量に摂取すると偽アルドステロン症、高血圧、低カリウム血症、むくみなどの症状が現れる可能性があります。
甘草は全漢方処方の2/3に含まれるため、漢方薬同士の併用で生薬の重複が起こりやすいです。目安としては、甘草が2.5g以上含まれる場合に注意が必要です。ただし、グリチルリチン酸の吸収は腸内細菌によるものであり、個人差がありますので、甘草を含む漢方薬を服用する場合は、量にこだわるよりも定期的にカリウム値のチェックを行うことが重要です。[1]
附子(ぶし)
附子はアコニチンを含み、舌のしびれや動悸を起こすことがあります。
大黄(だいおう)
大黄はセンノシドを含み、下痢や腹痛などを起こすことがあります。
漢方薬は自分の証(体質)に合ったものを服用することが大切です。そうすることで、副作用も出にくくなります。YOJOでは自分に合った漢方薬の提案、漢方薬の飲み合わせや健康に関する相談も承っております。まずは体質チェックをして薬剤師にご相談ください。
漢方にはどんな効果があるのか、漢方について詳しく知りたい方はこちら▼の記事もお読みください。
漢方薬と西洋薬の飲み合わせの注意点
漢方薬の中には、使用経験やメカニズムにより併用が規制されている西洋薬があります。以下では、特に注意が必要な併用禁忌と併用注意の生薬についてご紹介します。
併用禁忌:小柴胡湯とインターフェロン
慢性肝炎の治療に用いられた小柴胡湯(しょうさいことう)とインターフェロンとの併用は間質性肺炎の副作用が起こりやすくなるため、禁忌とされています。併用禁忌とは、「併用してはいけない」という意味です。漢方薬は一般的に安全性が高いですが、組み合わせによっては死亡例が報告されることもあります。
間質性肺炎は発生頻度は低いですが、早期の適切な処置が行われない場合には致命的な結果につながることもあります。したがって、発熱、咳、呼吸困難などの症状が現れた場合は、漢方薬の使用を中止し、医師の診察を受けることが重要です。間質性肺炎の発症機序としては、Ⅲ型およびⅣ型アレルギーが考えられており、症状は可逆的であり、漢方薬の使用を中止すれば回復することが知られています。[2]
併用注意①麻黄との併用に注意な西洋薬
麻黄(まおう)を含む漢方薬と特定の西洋薬の併用には注意が必要です。麻黄を含む漢方薬は14種類ありますが、これらと喘息薬や抗うつ薬などを併用すると神経が刺激を受け、不眠、過度の発汗、頻脈、動悸、全身の倦怠感、精神興奮などが起こりやすくなります。
麻黄が含まれる漢方製剤 (14処方) | 併用注意の西洋薬: 喘息薬、抗うつ薬など |
葛根湯、葛根湯加川芎辛夷、 桂芍知母湯、麻黄湯、小青竜湯、越婢加朮湯、薏苡仁湯、麻杏甘石湯、 防風通聖散、麻杏薏甘湯、神秘湯、五虎湯、麻黄附子細辛湯、 葛根加朮附湯 | 麻黄含有製剤、エフェドリン類含有製剤、 モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤、 甲状腺製剤(チロキシン、リオチロニン)、 カテコールアミン製剤(アドレナリン、 イソプレナリン)、キサンチン系製剤(テオフィリン、ジプロフィリン) その他、風邪薬や市販薬の成分 |
併用注意②甘草との併用に注意な西洋薬
甘草(かんぞう)が含まれる漢方製剤は95種類ありますが、これらと高血圧の治療に用いられる降圧剤や利尿剤を併用すると、尿の成分排出に影響し、尿の量が減ったり、顔や手足がむくんだりします。また、体に力が入らない、手足がひきつるなどの低カリウム血症による症状も出やすくなります。
甘草1日量2.5gを含有する漢方薬 | 併用注意の西洋薬:降圧剤、利尿薬など |
半夏瀉心湯、小青竜湯、人参湯、五淋散、炙甘草湯、芍薬甘草湯、甘麦大棗湯、芎帰膠艾湯、桂枝人参湯、黄連湯、排膿散及湯、桔梗湯 | 甘草含有製剤、グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤、ループ系利尿剤(フロセミド、エタクリン酸)、チアジド系利尿剤(トリクロルメチアジド) その他、インスリン製剤、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)とチアジド系利尿薬の合剤 |
併用注意③大黄・芒硝との併用に注意な西洋薬
大黄(だいおう)・芒硝(ぼうしょう)を含む製剤は下剤の作用があるので、同じく西洋薬でも下剤を併用すると相乗効果により下痢や腹痛の症状が出やすくなります。
実証(体力のある)の人よりも、虚証(体力のない)の人の方が、下痢の副作用が出やすいので注意が必要です。
大黄・芒硝を含む代表的な漢方薬 | 併用注意の西洋薬:下剤 |
大黄甘草湯、大黄牡丹皮湯、大承気湯、通導散など | センノシド、酸化マグネシウムなど |
併用注意④附子との併用に注意な西洋薬
附子を含む漢方薬と強心剤は同様の作用があるために、併用すると効果が増強される可能性があり舌のしびれ、悪心、動悸などの副作用が出やすくなります。
附子を含む代表的な漢方薬 | 併用注意の西洋薬 |
麻黄附子細辛湯、真武湯、八味地黄丸、ブシ末など | 強心剤 |
よくある質問〜漢方薬と処方薬・市販薬との飲み合わせ〜
ここでは、漢方薬と病院から処方される薬、市販薬との飲み合わせについてよくある質問にお答えします。ただ、全ての場合には当てはまらないことがあるので、お薬を服用する際は、医師・薬剤師・登録販売者などの専門家に相談することをおすすめいたします。
葛根湯と市販の風邪薬は一緒に飲んでもよい?
葛根湯と市販の風邪薬を同時に服用することは避けた方が良いです。
葛根湯は、比較的体力のある人向けの漢方薬であり、風邪の初期症状である頭痛、発熱、首のこわばり、寒気感などに効果的です。葛根湯は体温を上げて発汗を促すことで、ウイルスや細菌に対する体の働きを高め、その結果解熱し風邪の症状を緩和します。したがって、葛根湯の効果を最大限に引き出すためには体温を下げないことが重要です。
一方、市販の西洋薬の風邪薬には解熱鎮痛成分、抗アレルギー成分、咳止め成分などが含まれています。解熱鎮痛成分は熱を下げる働きがありますが、これは葛根湯の「体温を上げて発汗を促す」という作用と相反します。そのため、葛根湯と解熱鎮痛薬を含む風邪薬は、自己判断では同時に使用しない方が良いでしょう。
小青竜湯と花粉症薬は一緒に飲んでもよい?
小青竜湯と花粉症薬を一緒に服用しても問題はありません。小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は、水のような鼻水や痰、くしゃみ、鼻詰まり、咳などの症状がある場合に使用される漢方薬です。風邪やアレルギー性鼻炎などで処方されることがあります。一方、花粉症薬としてはアレグラなどの抗アレルギー薬が一般的に使用されます。小青竜湯に含まれる麻黄(まおう)の成分による作用が、他の西洋薬との併用時に問題となることがあります。しかし、抗アレルギー薬との併用は、作用が重ならないために安全です。
漢方薬とロキソニンは一緒に飲んでもよい?
結論から言うと、漢方薬とロキソニンを一緒に飲んでも、薬の作用としては問題ありません。ただし、漢方薬によってはロキソニンとの併用による効果低下の可能性があるため、注意が必要です。
たとえば、風邪の初期症状に用いられる葛根湯がありますが、その作用は「体を温め、ウイルスや細菌に対する効果を高め、自然治癒力を促進し、結果として解熱する」です。したがって、過度に体温を下げないことが重要です。
一方、ロキソニンを含む解熱鎮痛薬は体温を下げる効果があります。したがって、葛根湯とロキソニンを一緒に服用すると、葛根湯の効果が十分に発揮されず、風邪症状が長引く可能性があります。
必ずしも併用してはいけないというわけではありませんが、できるだけ併用を避けることが望ましいと言えます。
漢方薬と高血圧の薬は一緒に飲んでもよい?
一緒に飲んでも薬の作用としては問題ありません。むしろ、高血圧の治療において西洋薬と漢方薬を併用することで、より効果的な治療が可能な場合もあります。
たとえば、高血圧の薬によって血圧は下がるものの、肩こりやめまいなどの症状が改善されない場合、証(体質)に合った漢方薬を服用することで、高血圧に伴う症状も改善されることがあります。また、複数の高血圧の薬を服用していても血圧が下がらない場合に、漢方薬を併用することで血圧が下がり、高血圧の薬の量を減らすことができるかもしれません。
ただし、注意点もあります。漢方薬の中に含まれる甘草(かんぞう)という生薬は、血圧を上昇させる可能性があるため、甘草の過剰摂取には注意が必要です。また、高血圧の薬の中でもカルシウム拮抗薬は柑橘類によって影響を受けるものがあります。漢方薬には陳皮(ちんぴ)や橘皮(きっぴ)などの柑橘類が含まれることもあるので、これらを併用する場合には、降圧作用が減弱しないか確認する必要があります。
漢方薬とワーファリンは一緒に飲んでもよい?
ワーファリンは、血液を固まりにくくして血栓(血の固まり)を防ぐ薬です。食べ物との相互作用に注意が必要ですが、漢方薬との併用についても注意が必要です。漢方薬が肝臓の薬物代謝に影響を及ぼし、ワーファリンの効果に影響を与える報告もあります。したがって、漢方薬を併用する場合には、血液凝固能力を示すPT-INR(プロトロンビン時間)の値をチェックすることが重要です。
ただし、具体的な漢方薬の種類や個人の状況によって異なる可能性があるため、医師や薬剤師の指示に従いましょう。[3]
漢方薬と抗菌薬は一緒に飲んでもよい?
漢方薬の中には、カルシウムやマグネシウムなどの金属カチオンを含む生薬があります。例えば、牡蛎(ぼれい)、竜骨(りゅうこつ)、石膏(せっこう)、滑石(かっせき)などが金属カチオンを含んでいます。これらの生薬は、フルオロキノロン系(ニューキノロン系)抗菌薬やテトラサイクリン系抗生物質との併用時に、キレートを生成して吸収を妨げ、抗菌作用を著しく低下させる可能性があります。
そのため、これらの生薬と抗菌薬を併用する場合には、服用間隔を十分に開けるか、可能であれば漢方薬の服用を一時的に中止するなど、状況に応じた適切な対処が必要です。
漢方薬と市販薬で飲み合わせの悪いものは?
漢方薬と市販薬の間で注意が必要な飲み合わせとして挙げられる生薬は、「麻黄(まおう)」「甘草(かんぞう)」「大黄(だいおう)」「芒硝(ぼうしょう)」などです。したがって、これらの生薬を含む漢方薬と市販薬を併用する際には注意が必要です。
具体的には、市販薬の中でも風邪薬、肥満症の薬、咳止め薬、アレルギー性鼻炎薬、便秘薬などとの併用に注意が必要です。市販薬を購入する際には、成分表を注意深く確認し、生薬の重複がないかを確認しましょう。
併用に気を付けなければいけない漢方薬と西洋薬の組み合わせをご紹介しましたが、漢方薬を使用する際には証(体質)に合った漢方薬を服用することが、副作用を出さないためには大切です。
ご自身に合った漢方薬を詳しく知りたい方は、ぜひYOJOの体質チェックをお試し下さい。あなたの体質に合った漢方薬をご提案いたします。
漢方薬と食べ物・ハーブとの飲み合わせの注意点
お薬以外の、食べ物やハーブとの飲み合わせについてもご紹介します。
お酒との飲み合わせ
漢方薬の中には、八味地黄丸の丸剤や当帰芍薬散の散剤などお酒で飲むと効果が上がると言われているものもありますが、基本的には漢方薬を飲む前後2時間はお酒は飲まないようにしましょう。薬の作用や吸収に影響を及ぼすことがあります。
コーヒーとの飲み合わせ
漢方薬とコーヒーの組み合わせには注意が必要です。コーヒーに含まれるカフェインと漢方薬の成分である麻黄(まおう)のエフェドリンが相乗効果を示す可能性があります。この組み合わせにより中枢神経刺激が強まり、不眠、興奮、尿閉(前立腺肥大の方は特に注意)などの症状が起こることがあります。そのため、麻黄が含まれる漢方薬を服用する際はコーヒーなどのカフェイン飲料との同時摂取を避けることが望ましいです。また、カフェイン摂取と漢方薬の服用は1時間以上の間隔を開けるようにしましょう。
健康食品との飲み合わせ
健康食品の中には、生薬成分を含むものが存在することがあります。たとえば、甘味料として使用される甘草(かんぞう)は、食品に含まれています。そのため、漢方薬に含まれる甘草を服用している方は、摂取する食品にも甘草が含まれていないか注意が必要です。
また、海外から個人輸入した健康食品には、黄芩(おうごん)や芍薬(しゃくやく)などの生薬成分が検出されたことが報告されています。[4] 自身が摂取している健康食品との飲み合わせについては、信頼できる医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
ハーブとの飲み合わせ
漢方薬の一部には、ハーブとしても使用される生薬が含まれています。たとえば、甘草(かんぞう)はハーブとしてはリコリスとしても知られています。生薬やハーブを過剰に摂取すると、副作用のリスクが高まる可能性があります。そのため、ハーブと漢方薬の併用にも注意が必要です。
漢方薬とサプリメントとの飲み合わせの注意点
サプリメントに含まれる、ミネラル類の中には漢方薬の生薬成分と結合して吸収を阻害してしまうものもあります。また、漢方サプリメントといったような生薬成分を含むサプリメントも存在しているので、併用には注意が必要です。
鉄剤との飲み合わせ
生薬の中に含まれるタンニンという成分と鉄剤の同時服用は相互に影響を及ぼす可能性があります。特に、芍薬(シャクヤク)などの生薬にはタンニンが含まれています。これらを同時に服用すると両者の吸収を阻害する可能性があります。
漢方薬には多くの生薬が含まれており、その中にもタンニンを含むものが存在します。したがって、鉄剤と漢方薬を同時に服用する場合は、十分な時間の間隔を設けることが重要です。正確な服用方法や摂取タイミングについては、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。[5]
サプリメントとの飲み合わせ
サプリメントも健康食品と同様に、生薬成分を含むものが存在します。そのため、漢方薬と併用する際には、摂取しているサプリメントの成分と重複していないかを確認する必要があります。サプリメントとの相互作用についても、信頼できる薬剤師にご相談ください。
漢方薬の詳しい飲み方についてはこちら▼の記事もお読みください。
薬の相互作用とは
食べ物にも食べ合わせがあるように、薬にも飲み合わせがあり、その相性によっては互いに影響を及ぼす可能性があります。効果が強まって副作用が現れやすくなったり、効果が弱まったり、あるいは効果が全く現れなくなるなどの薬の併用による影響を薬の相互作用といいます。
効き目が強まる(過剰作用)ことがある
効果が強まる例としては、同じ成分を重複して服用することが挙げられます。特に漢方薬においては、甘草(カンゾウ)という生薬が食品や他の医薬品にもよく含まれているため、注意が必要です。
また、他にも似たような成分が含まれているものでも、名称が異なる場合があります。そのため、薬を併用する際には、医師や薬剤師に服用中の薬の情報を正しく伝えることが非常に重要です。
効き目が弱まることがある
反対の作用を持つ薬を併用すると、作用が打ち消しあって効果を発揮できない場合があります。また、薬の一部が結合することにより吸収が妨げられ、効果が弱まる可能性もあります。
具体的な例としては、体温を上げる作用のある葛根湯などと解熱鎮痛薬のような体温を下げる薬を併用する場合や、カルシウムを含む漢方薬と抗菌薬を併用する場合に、吸収が妨げられることが挙げられます。
漢方薬との飲み合わせによる事故を防ぐには
漢方薬は複数の生薬を組み合わせた医薬品であり、他の西洋薬やサプリメントなどとの飲み合わせを自分で確認することは限界がある場合があります。そのような場合には、医師や薬剤師などの専門家に頼ることが重要です。専門家による飲み合わせの確認を受けるために、普段から自身が服用している薬について記録を取ることをおすすめします。以下に具体的な方法をご紹介いたします。
お薬手帳を活用する
調剤薬局などで無料で提供されている冊子やアプリなど、様々な方法で薬の記録が行えます。ご自身が使いやすい方法を選び、活用しましょう。特に複数の病院を受診している場合や、市販の医薬品や健康食品、サプリメントを服用している場合には、これらを一つの冊子やアプリにまとめることが重要です。そうすることで、病院を受診する際や薬局でお薬を受け取る際に、医師や薬剤師に記録を見せて飲み合わせに問題がないかを簡単にチェックすることができます。
気軽に相談できる薬剤師を見つける
健康に関する悩みや薬の飲み合わせなどを相談できる薬剤師を身近に見つけることは、事故を防ぐためにも役立ちます。かかりつけの薬局や近所の薬局で相談することも良いですし、最近ではオンライン上で薬剤師に相談できるサービスも増えています。
YOJOでは、LINEで症状や漢方に関する質問をすることが可能です。現在服用している薬との飲み合わせや悩んでいる他の症状に関するご相談など、どんなことでもお答えします。まずは、簡単な体質チェック(約3分)をしてからあなたのお悩みをご相談ください。
【参考文献】
[1]マトリックスでわかる!漢方薬使い分けの極意 渡辺賢治
[2]PMDA 医薬品・医療用具等安全性情報 No.158
[3]エーザイ 【ワーファリン】 Ⅷ‐36.漢方薬との相互作用(適正使用情報 別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 2019年3月更新第9版)
[4]厚生労働省 オウゴン等の生薬が検出されたいわゆる健康食品(無承認無許可医薬品)について
[5]日本漢方生薬製剤協会 生薬の解説 シャクヤク(芍薬)