海水浴や花火など、楽しみがたくさんある夏!ただ、日差しが強く気温が高いため疲れやすく感じる方も多いですよね。
今回は夏を最大限に楽しんでのりきるために、夏バテ予防策や夏バテになった際の対処法について紹介していきます。
夏に起こりやすい不調
夏に起こりやすい代表的な不調といえば、夏バテ!暑さによる倦怠感や疲労感、食欲の低下、頭痛や下痢の、やる気が出ないといった症状が該当すると考えられています。
このような不調は暑さによって、胃腸の働きが弱くなったことが原因だと考えられます。
夏の不調におすすめの漢方
夏の不調にも効果があり、胃腸の働きを助けてくれる漢方をいくつかご紹介させていただきます。
・六君子湯
食欲不振や胃もたれ、腹部膨満感といった消化器症状の不振が前面に出ている夏バテの方によく用いられます。
・補中益気湯
特に胃腸の働きを助ける作用があるので、暑さによって食欲があまり感じられない時や疲労感やだるさを感じる時に飲むのをオススメします。
・黄連解毒湯
暑さが体にこもって、ほてってしまった時や胃の熱を沈めてくれます。口内炎ができやすいかたにもオススメです。
夏疲れの対策・解消法について
今からでも始めることができるので、夏疲れにならないようにするためにも日頃から意識して対策をしていきましょう。
1.こまめな室温調整
外の気温と室内との気温の差が大きければ大きいほど自律神経に影響を与えてしまい、倦怠感や疲労感を及ぼしてしまう可能性があります。エアコンで室内を冷やしすぎないようにすることを意識しましょう。
2.冷たい飲み物を取りすぎない
暑いからといって冷たい炭酸やビールの取りすぎは良くありません。冷たいものは胃腸を冷えやしてしまうことになり消化する負担が大きくなるので、飲み過ぎには注意しまししょう。
3.規則正しい生活をする
夜更かしのしすぎや、食事を不規則にとってしまうと体の回復が追いつかなくなってしまうので、睡眠時間の確保やバランスのいい食事を3食取ることを心掛けましょう。
4.こまめに水分補給
1日約2Lは水分を摂取するように意識しましょう。寝る前や起きてすぐや入浴後は水分が不足しているので、水分補給しましよう。冷房がきいた場所に長時間いる場合は、温かい飲み物を取るようにしましょう。
夏におすすめ!身体の熱をとるオススメ食材
暑さの影響で気づかないうちに大量の汗をかいてしまっています。汗と一緒にミネラルも体から出てしまうので、ミネラルを多く含んだ食材を摂取することをオススメします。
・梅干し
クエン酸が多く含まれており、代謝をよくする効果があるので、暑さによる疲労が蓄積されにくい体になります。
・柑橘系のフルーツ
ビタミンCが多く含まれているので、胃腸の働きをよくするだけでなく水分不足を防止することができます。
・うなぎ
ミネラルに加えて、エネルギーの代謝に欠かせないビタミンBを大量に含んでいます。夏バテの予防食材としてオススメです。
・山芋
滋養強壮の効果や胃の働きをよくする作用があります。
そのため疲労感や食欲がない場合はオススメです
最後に
いかがでしたでしょうか。夏バテ防止に少しでも役立てると幸いです。
夏バテにならないためにも規則正しい生活をすることや栄養価の高い食材を取るように心がけましょう!
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夏バテ以外にもお困りごとがある場合はいつでもご相談ください。